アレンジがオリジナリティと生み出す
0から1を生み出す。
これはなかなか難しい。
自分の言葉も誰かの名言から引用したりする。
まったくもって完全コピーではないが、そこにある言葉から自分の思考を引き出し、アレンジを加え表現をする。
『1から無限を生み出す』感覚で表現をする。
言葉を生み出すのに、自らのオリジナリティで自分で言葉を生み出せるかといったら、それは微妙だ。
物質の成り立ちは成分、性質、要素を理解して生み出される。
ただ、僕らはそこにある物質に何の違和感も感じず利用する。
いちいち、成り立ちに目を向けたりはしない。
それが現代社会の特権だったりもする。
ただ、少し目を向けると、なぜその物質は作り出された?
と、いう疑問が生み出される。
求めているモノを作ろうから、物質は作り上げられる。
でも、逆算して考えるのであるなら、この性質からこの物質が出来る。と、『発見』的な思考で作り上げられる。そうでなければ、物質を作り上げるためのヒントには気づけない。
プラスチックのコップがあるとしよう。
コップを求めてたきっかけは?水をどうやって飲むか?
そこからコップを編み出した。ただ、何を材料にする?
プラスチックの原料は石油。これを逆算で考えるのであるなら、石油にはコップを生み出す性質がある。
石油が何を生み出すのか?
欲しいという願望が何かを生み出すのか?
何かをきっかけに物質は生み出される。ヒントに気づくかどうか?
これだけの物質が存在する現代。
0から1を生み出すのは用意ではない。
言葉も同じで、数々の失敗と成功を繰り返し、生み出された。
そして失敗の分、言葉は生み出されてきた。
これ以上ないってくらいに失敗は繰り広げられてきた。
だから0から1を生み出すのは難しい。
1から無限という、アレンジしか生み出せない。
『ただね、そのアレンジはやがてオリジナリティになるのさ。 』