過去の異常に縛りつけられる愚かな人間
残業代が出ないのに、どうして残業しなければならないのか?
これを、会社側に訴えてかけると、
『こいつめんどくさい奴だな』に変わり、厄介な人間は排除される。
こういうシステムがある。
職場の管理職の方がこんなことを言っていた。
『昔は、残業代なんて出なくても、文句一つ言う人間はいなかった』
この発想が怖い。
それを、僕に発信してしまう愚かさ。
笑うしかない。
確かに、会社は利益を生み出すために
最小コストで最大利益を生み出す。
これは間違っていない。ただ、正当な行いは必要。
残業に関して、同僚と話あったことがあった。
同僚(女性)がこんな提案をしてきた。
『1日1日交互に残業をして、業務を終わらせよう』
とりあえず、呑んだ。
2週間くらい様子を見ながら実行に移していた。
ただ、業務は次第に慣れてくる。
型にはめた動きを細く行えば、就業時間に終わらないことはない。
僕は、交互に残業するのはやめませんか?と、打診した。
そうしたら、どうして長く続かないの?と、言われた。
元々、就業時間以内に終えることのできない業務に対して、時間外にサービス残業でまかなっていた。これに対して、もはやこちらにメリットはない。
単純に企業側の搾取しかない。
なぜ、賃金が発生しないことに対しやる気が生まれるのか謎であった。
それができるのは経営観点が持てる人。
会社というのは面白く、自分達の思想に合った人間しか取り込まないようにしている。
特に上層部はそうだ。そこに反発させ起こす人間は排除される。
どんなにこちらが正当な理由で対応したとしても。理屈は潰される。
『気持ち』が重要になる。
ただ、そこに正当な評価は生まれない。
『邪悪な搾取が己の魂さえも奪われてしまう』