悲しいみの向こう側には軌跡があるかもしれない
『人間が進化してそうなるのか、そもそも人間とはそういうモノだったのか、どちらにせよテレパシーがなくてよかったよ。言葉が存在して、伝えることがこんなにも大切で感動的なことだなんて。今はっきりわかったよ…』
僕らは言語を学び、それを活用して表現したり、伝えたりする。
言語は単なる音かもしれないが、間違いなく一つ一つの文字を繋ぎ合わせて、そこに意味を見出している。
単体では成立しないが、文字が集まり文章になり、人々に伝わり合う。
その言葉から、人類は感動し、新たなる奇跡を手に入れる。
一つの悲しみがあって
一人の悔しさがあって
それらは、どうやっても受け入れなければならない。
沢山の積み重ねがあってイマがある。
そして、そのイマを感じるために積み重ねていく。
永遠に永遠に。
そこに感じている軌跡に触れていきたい。
『 いつしか言葉が言葉として存在しなくなる日まで、僕らはどこかで通じ合う』