思考と感覚と戯れる

仕事という環境から生み出された、思考や感覚を表現したい。

いつもと違うポジションと役割を求められることで

ポジションによって役割が変わる。

 

理解していてもなかなか出来ない。それは染み付いた習慣力があるから。身体の動きとは無意識化され自動化された質の集成。

全てを感覚的に出来るまでに何遍も同じことを繰り返す。そして、自動的に出来るようになったら感覚化されたことになる。

そこに思考はない。

 

組織プレイにおいて役割分担とは重要なこと。そこでまず、自分が何をしなければならないのか?これを理解する必要がある。ここで、困惑するのは?慣れていない戦術の中での自分の役割。元々、自分の中で決められていた役割がある。ただ、その役割はポジションによって変化する。

 

チームの状態や目的によって自分の役割に変化を強いられるが、そこに対応するのは少し難しい。それは、習慣化された動きがあるから。

 

チームが変わると戦術が変わる。要するに『いつもと違うこと』を要求させられる。この時、そこには『思考』が生まれる。いつもと違うポジションで自分はどんな役割をこなさなければならないのかと。そういう余計な思考が生まれてしまう。

 

いつもと違うポジションで違う役割を求められるのであるなら、

思考のリセットをして、感覚のすり合わせをしなければならない。ただ、それには時間がいる。

 

まずはリセットする時間。そして、新たなる役割を構築する時間。

 

準備期間がそれなりにあるのであるなら感覚に落とし込む時間も作れる。

ただ、その時間がないのであるなら…

そう考えると、役割を変えるというのはなかなか難しいのである。